こんにちは!kiwiです(@kiwi07490459)
今回はGoogleアナリティクスのカスタムレポートについて解説します。
こんな人におすすめ
- Googleアナリティクスは色々な画面があって見づらいと思っている人
- 自分の見たい数値だけをひとつの画面に集約したいと思っている人
上記悩みは今回解説するカスタムレポートを設定すると解決します。
内容はこちら↓
本記事の内容
- カスタムレポートとは?
- カスタムレポートの使い方
- おすすめのカスタムレポート例
- カスタムレポートの削除・変更手順
読み終わるとGoogleアナリティクスのカスタムレポートの使い方がわかって、自サイトの数値分析が効率化できますよ!
目次
Googleアナリティクスのカスタムレポートの概要
カスタムレポートとはGoogleアナリティクスの機能のひとつで、Googleアナリティクス上のデータを好きなようにカスタマイズして表示することができる機能です。
例えば、「行動」⇒「サイトコンテンツ」⇒「すべてのページ」だと初期状態で以下のような数値を見ることができます。
表には以下項目があります。
- ページ
- ページビュー数
- ページ別訪問数
- 平均ページ滞在時間
- 閲覧開始数
- 直帰率
- 離脱率
- ページの価値
ここに「参照元(どこから自サイトに訪れたか?)」「セッション」を加えて数値を見たいときに、カスタムレポートを作ると実現できます。
実際にカスタムレポートを作るとこんな感じになります。
参照元とセッションという列を追加することができましたね!
このような形でカスタムレポートを使うと、Googleアナリティクス上のデータを組み合わせて自由に分析することができます。
カスタムレポートの設定はとても簡単なので、ブログやメディアを運営している人はぜひ設定してみてください!
では次章で使い方、設定手順を解説していきます。
Googleアナリティクスのカスタムレポートの使い方
ここからカスタムレポートの使い方について解説していきます。
まず左側メニューの「カスタム」⇒「カスタムレポート」⇒「新しいカスタムレポート」をクリックします。
タイトルと名前に任意の名称を入れます。
※後で変更もできるので適当に入力で大丈夫です。
「エクスプローラ」「フラットテーブル」「地図表示」から好きなものを選びます。
- エクスプローラ⇒グラフと表形式で表示します。時系列を視覚的に見たい場合に適しています。
- フラットテーブル⇒表形式のみで表示します。
- 地図表示⇒日本地図/世界地図を表示して、地域ごとに分析が可能です。
迷ったらまずは「エクスプローラ」でいいと思います!
あとで変更もできます。
ここではエクスプローラを設定してみます。
続いて「指標」と「ディメンション」を設定します。
指標とディメンションの意味はこちらです↓
- 指標⇒計測値のこと(例、ページビュー数、滞在時間、直帰率など)
- ディメンション⇒どういう単位で数値を見たいか。◯◯単位の◯◯の部分がディメンション(例、曜日単位、流入元単位など)
ここでは曜日単位のページビュー数を見るようにカスタムレポートを作ってみますね。
まずは指標を設定します。
「指標を追加」をクリックして、テキストボックスに「ページビュー」と入力し、「ページビュー数」をクリックします。
続いてディメンションの設定です。
「ディメンションを追加」をクリックして、テキストボックスに「曜日」と入力し、「曜日の名前」をクリックします。
フィルタは表示するデータを限定するもので、基本は何も設定しないで大丈夫です。
ビューの設定はGoogleアナリティクスで複数のサイトを登録している場合に、他のサイトにもカスタムレポートを反映する機能です。
「このアカウントに設定されているすべてのビュー」を選択すると、作成したカスタムレポートが全てのサイトに反映されます。
基本はそのままの設定値で大丈夫です。
以上で設定は終わりですので、「保存」をクリックします。
曜日別のページビューが表示されました!
おさらいですが「曜日の名前」がディメンションで、「ページビュー数」が指標です。
カスタムレポートを使いこなすと、様々な角度から数値分析ができます。
次章でいくつか例をみていきたいと思います!
おすすめのカスタムレポート例
おすすめのカスタムレポートの例をいくつかご紹介します。
紹介するのはこちらです↓
- ページ、参照元/メディアごとのページビュー数、平均セッション時間、直帰率、ページ/セッション
- 時間帯別のページビュー数
順に見ていきますね!
おすすめのカスタムレポート①:ページ、参照元/メディアごとのページビュー数、平均セッション時間、直帰率、ページ/セッション
ひとつ目は「ページ、参照元/メディアごとのページビュー数、平均セッション時間、直帰率、ページ/セッション」です。
文章だけだとわかりにくいので、まず完成形の画面を見てみましょう!
こちらは私も普段から使っているおすすめのカスタムレポートです。
どこからどこのページに、どれくらいのアクセスがあって、どれくらい滞在してくれたのか、回遊してくれたのか、直帰してしまったのかといった点を見ることができますよ!
ちなみに表形式のフラットテーブルで作っています。
では実際に作り方を紹介していきますね!
まず先ほど同じように「カスタム」⇒「カスタムレポート」⇒「新しいカスタムレポート」をクリックします。
タイトル、名前に任意の名称を入れ、種類で「フラットテーブル」を選択します。
「ディメンションを追加」をクリックして、テキストボックスに「ページ」と入力し、「ページ」をクリックします。
同様のやり方で「参照元/メディア」を追加します。追加後の画面がこちらです。
続いて指標の追加です。
「指標を追加」をクリックして、テキストボックスに「ページビュー」と入力し、「ページビュー数」をクリックします。
同様のやり方で「平均セッション時間」「直帰率」「ページ/セッション」を追加していきます。
追加後の画面がこちらです!
最後に保存ボタンをクリックします。
無事にフラットテーブルでカスタムレポートが完成しました。
上記画面の「参照元/メディア」の中断を見てみると、「t.co/referral」というのがありますね。
これはtwitterからの流入のことです。
このような形でどこからどこのページに、どれくらいのアクセスがあって、どれくらい滞在してくれたのか、回遊してくれたのか、直帰してしまったのかといった点を見ることができますよ!
「ページ/セッション」を見て、ユーザがどれくらい回遊してくれたのかという点もこの表で見れるので便利ですよ!
おすすめのカスタムレポート②:時間帯別のページビュー数
続いてのおすすめのカスタムレポートは「時間帯別のページビュー数」です。
文字通り、時間帯ごとのページビュー数がわかります。
では早速手順の解説です。
タイトル、名前に任意の名称を入れ、種類で「エクスプローラ」を選択します。
「指標を追加」をクリックして、テキストボックスに「ページビュー」と入力し、「ページビュー数」をクリックします。
「ディメンションを追加」をクリックして、テキストボックスに「時間帯」と入力し、「時間帯」をクリックします。
最後に保存ボタンをクリックします。
エクスプローラでカスタムレポートが完成しました。
完成したはいいものの、この状態だとやや見づらいですよね。
もう少し視覚的にわかるように、右上のボタンをクリックしましょう!
横棒グラフと割合が見えるようになりました!
ちなみにややわかりにくいですが、時間帯のところはyyyymmddhhという形式です。
2021021322だと「2021年02月13日22時」のことになります。
どの時間帯にアクセスが多いのかはユーザの特性を知る上で大事です。
自分のサイトがどうなっているのか確認してみましょう!
カスタムレポートの削除・変更手順
最後にカスタムレポートの管理方法として、作成したカスタムレポートの削除・変更手順をお伝えします。
どちらも簡単にできますよ!
カスタムレポートの一覧トップ画面にいって、右側の「操作」ボタンをクリックし、「編集」 or 「削除」をクリックします。
ここでは編集ボタンを押した時の例を見てみます。
以下の画面に移動しますので、自分が編集したい項目を編集して、保存ボタンをクリックします。
以上で終わりです。
削除の方は省略しますが、削除ボタンを押した後に出てくる画面に従って進めば簡単に削除できますよ!
作ったカスタムレポートが簡単に編集できるのはすごくいいですね!
簡単に編集できるので、迷ったときはとりあえず作ってみてから後で修正していくのがおすすめです。
まとめ:Googleアナリティクスのカスタムレポートを作ってみよう!
「Googleアナリティクスのカスタムレポートを基礎からやさしく解説」についてお伝えしました。
今回解説しましたカスタムレポートはほんとに自由に様々な分析をできるので、とてもおすすめの機能ですよ!
ここで紹介した分析以外でも、たくさんの分析ができるのでぜひいろいろ操作してみてください。
ちなみにGoogleアナリティクスとともによく使うツールとしては、Googleサーチコンソールがありますね。
Googleサーチコンソールについてはこちらの記事で解説しています。
Googleサーチコンソールも無料で使えるツールですので、ぜひ使い倒して自サイトを伸ばしていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。