【200名以上の学生を見た体験談】就職活動の面接で最も大事なこと

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【200名以上の学生を見た体験談】就職活動の面接で最も大事なこと

2020年5月24日

就職活動

今回は、就職活動に関する記事です。

就職活動の面接をこれからする人にとっては「どんなところが重視されるのだろう?」って気になりますよね。

そんな疑問を解消したいと思います。

ちなみに私自身が就職活動をしたのは、2003~2004年という就職活動の氷河期真っ只中でした。

当時の私はマスコミ(テレビ、新聞)・広告・銀行・ビール・教育・航空・IT・商社・飲食・医薬といった様々な業界の70-80社ほどに、エントリーシートを提出していました。

幸い、書類選考で落ちることはほとんどなく、概ね面接まで進むことができました。
※内定実績は3社

また入社後はリクルーターとして、200名以上の学生さんを見てきました。

印象に残った学生さんもいれば、まったく印象に残らなかった学生さんもいました。

私の就活体験とリクルーターとしての体験をもとに、みなさまにお伝えできればと思います。

現在は社会人15年目で、当初就職した会社から別の会社に転職しています。

面接で最も大事なこと


いきなり結論からいってしまいますと、就職活動の面接で最も大事なことは「人をひきつけるエピソード・体験談を話すこと」です。

なぜ、これが最も大事か?

これはとても単純な話で、そのエピソードがあなた自身の人がら・性格を表わしているからです。

面接の時間は有限です。

限られた時間のなかで、あなた自身を面接官にわかってもらうためには、どうすればいいでしょうか?

たとえば、「私は好奇心旺盛で向上心があります」といった人がいるとします。

次にその人がしなくてはいけない話は、そのことを客観的に証明するエピソードです。

そのエピソードに納得感があれば、面接官もうなづきますが、納得感がなければ、あたまにクエスチョンマークが残ります。

さらにいうと、納得感だけでなくインパクトをあたえられるようなものだと、なおいいです。

面接官は何百もの学生をみますので、面接官が振り返ったときに、いかに印象ののこる話ができているか?がポイントだからです。

エピソードはなんでも大丈夫です。

  • アルバイトでバイトリーダーを任され、バイトのメンバをまとめてきた
  • ベンチャー企業で社員として働き、こんな成果を出した
  • サークル、部活動でこんな活躍をしてきた

あなた自身がこれまでの人生で、一番がんばったことを話すのがいいと思います。

ただ、古すぎる話をメインに持ってくるのは、やめた方がいいでしょう。

小学生、中学生の頃、○○を受賞したといわれると、どうしても「じゃあ直近はどんな活動していたの?」と疑問に思ってしまうからです。

ベストはやはり大学生、専門学校のときの話がいいと思います。

エピソードがない人はどうすればよいか?


では、エピソードがない人はどうすればいいのでしょうか?

方法は以下2つです。

  1. 今から作る
  2. 過去の体験を振り返って探す


まだ就活まで時間があれば、1をおすすめします。

ない人は、2で対応するしかないです。

ちなみに第3の選択肢として「エピソードをでっちあげる」というのがありますがこれは絶対にやめた方がいいです。

かなりうまく作れて運よく面接を突破できたとしても、うそのエピソードで内定をもらった企業に、あなたは本当にいきたいと思うでしょうか?

ちまたでよく言われるとおり、就活は縁です。

まったく同じエピソードを複数の企業の面接でしても、受かったり落ちたりします。

それは当然のことで、採用基準・面接官の違いのためです。

うそのエピソード(=自分)で取った内定は、あなた自身がその企業にマッチしていない可能性があります。

せっかくの縁をふみにじっていることになるので、やめた方がいいと思います。

話をもどして、これから少し酷なお話をします。

今仮にこれをよんでいただいているあなた自身が就活中で1、2もできなくてエピソードが作れないとします。

その場合、面接を突破することはかなり厳しいと思います。

エピソード・体験談がないというのは、手持ちの武器がゼロということになります。

就活という荒波を突破するには、武器が必須です。

やり手の面接官、豊富なエピソードを持っている学生に負けないように、あなた自身の良さを最大限見せる必要があります。

その良さをみせるために必要なものが、エピソードです。

既にお気づきの方もいるかと思いますが、実は就活というのは、「スタート地点からすでに差がついている」ものです。

就活スタート時点で、たくさんのエピソードを持っている人は圧倒的に有利です。

企業分析、志望動機ももちろん大事ですが、それらは就活スタート時点からはじめても間に合います。

ですが、エピソードが何もない、という人はまずそれを探す、作るというところから始まります。

この差は本当に大きいです。

でも私が思うのは、どんな人でもおそらくなんらかのエピソードはきっとある、と思います。

人に誇れるほど大きなエピソードでなくてもいいと思います。

大事なことは

  • 自分が自信をもってそのエピソードを話せるか
  • そのエピソードが自分の人がら・性格をあらわしているか

だと思います。

まとめ

今回は就職活動の面接において、最も大事なことを私の体験をまじえて紹介させていただきました。

いかがでしたでしょうか?

就活は人生における大切なイベントです。

どんな企業に入るかで、どんな人たちと出会うかも決まってきますし、どんな時間を過ごすかも決まってきます。

会社が人生のすべて!とはもちろん思っていないですが、どこかの企業に就職するという人生を歩む場合は、就職活動というのはとても大事な時間であることは、まちがいないです。

読んでいただいた方が、なにかを発見できれば何よりです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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